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2008.02.02

Folie a Deux / Head Phones President (2007)

hpp.jpgセーラームーンのミュージカルやデビルサマナーのドラマなど、知らないから人からすればそもそもそんなのあったんだと言う以外に他無い、マルチだかなんだかよくわからない分野で活躍しているANZA(本名:大山 アンザ)がVoを務めるへヴィロックバンド、Head Phones Presidentの4年振りとなる2ndアルバム。過去作品は筆者未聴。

スタイルとしてはKornやDeftones辺りを思わせるへヴィロック。無機質で重苦しい物理的音圧に加え、閉塞感のある精神的な重さで聴き手を引きずり込むタイプと言えるだろう。そんな中で、ときには艶かしく、ときには激しく心象を吐き出すANZAのVoは存在感があり、彼女が作り出す抑揚は激しくとも歪んではおらず、むしろストレートな訴えには心を掴まれる人も少なくないだろう。演奏陣もただ重圧感だけではなくクリーンな音も出していて幅を広げようとしているのが理解できる。但し、曲そのものの面白みにはどこか欠けている。Voを中心としたネガティブな雰囲気は確かに一定の魅力を備えてはいえるが、如何せんその雰囲気を味わうだけに終始し、雰囲気モノで片付けられそうな危険性を同時に孕んでいる。個人的にはOtepやQueen Adreenaが頭をよぎったのだがそれらのバンドよりも、良く言えば鬱寄りでモノクロ、悪く言えば大人し目で単調な作品であると思う。早い話インパクト不足ということなのだが、雰囲気自体は嫌いではないので点数はやや甘めに。

そういやQueen Adreenaも今度新作出すんだっけか。

Rating : 6/10

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